たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2010年10月14日

メッキについて

メッキというのはロジウムメッキの他に、いくつか別のものもあります。
私が知っている限りでは・・・

●ブラックロジウムメッキ
 黒色をしたロジウムメッキです。中々渋い色目です。

●イエローゴールドメッキ
 よく見られる金メッキです。純度は大体18金のものが主流です。

●ピンクゴールドメッキ
 これも大分市場に定着してきました。

●チタンメッキ
 これはよくジッポなどにかけられているのを見かけます。
 色はさまざまで、何種類もの色が表現できます。
 このチタンメッキというのは色を乗せるのにすごく複雑な設定が必要です。
 以前、
 私もチタンメッキをジュエリーにかける企画に関わったことがありますが、
 商品化までは至りませんでした・・・。
 今後、このチタンメッキ処理がなされたジュエリーも開発され、
 市場に出てくることかと思います。もう出ていますか???
 ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さ~い!!!m(_ _)m

●シルバーメッキ
 これは、ほとんど市場で見ることはありません。
 シルバー製品を加工している段階でさまざまな問題があるわけですが、
 それが製品の表面に出た場合に、それを上から被せるように覆って、
 隠してしまう時に使われる、言わば“裏技”みたいなものです。
 ただ、これはメーカーサイドでも“ご法度”とされているものです。

●銅メッキ
 これも、表面に乗っているのを見ることはないでしょう。
 主に下地に使われるものです。
 例えば、真鍮(しんちゅう)にロジウムメッキをかける場合、
 うまくメッキが乗りません。相性が悪いようです。
 その為、真鍮の製品にロジウムメッキをかける際、
 銅メッキをまずかけてから、
 その銅メッキの上にロジウムメッキをかけるのが通常です。  


  • Posted by ejc045  at 16:00Comments(0)
    前回、金の純度について、
    加工に関する問題を最後に取り上げました。

    その前に!

    「なぜ18金がこれほどまでに一般に出回っているのか?」
    「そもそも、なぜわざわざ18金にする必要があるのか?」

    筆者はこれらの質問に沿っていった方が賢明だと、今思いました。

    少し話しはそれますが、プラチナは千分率で表示されます。
    プラチナ950(95%)、プラチナ900(90%)あたりが主流で、
    プラチナ850(85%)もたまに見かけます。

    シルバーも千分率で表示されます。
    スターリングシルバーと呼ばれるシルバー925(92.5%)が主流で、
    シルバー950(95%)もたまに見かけます。

    「あ!Σ(゚д゚;)どれも100%やない!!!」

    そうなんです、100%の貴金属を使用していないのは
    ゴールドだけではなかったのです。

    どれも100%ではない大きな理由として
    加工段階での問題が挙げられそうです。

    これらの貴金属を100%で鋳造(鋳型に流すこと)しようとすると、
    うまく鋳型に流れなかったり、貴金属が柔らかすぎるため、
    加工時点で繊細なデザインが表現できなかったり、
    さらには仕上がった後の装着時、例えば机の角にぶつけただけでも、
    柔らかい為にすぐ目立つ傷がついたり・・・という問題があります。

    前に一度、純銀での鋳造に関わったことがありますが、
    たしか成功率は50%くらいだったかと思います。
    つまり、100個作ったとして50個が成功、
    残り50個はスと呼ばれる気泡がいっぱいに出てしまい、
    (要はうまく鋳型に流れていない)
    中にはボロボロの状態で上がってきたのもありました。

    勿論、注文する側はこの失敗分まで鋳造代を支払わなければなりません。
    ゴールドの場合、純金をより好む人達もやはりいます。
    例えばインド人など。(タイ人もおそらく純金の方が主流かと思います)
    その人達のしている純金のジュエリーを見ればわかりますが、

    鋳造ではないハンドメイドか、細部を見るとどちらにしても
    極端に繊細なデザインではないはずです。

    プラチナやシルバーが100%ではないのは、
    他の貴金属を混ぜることにより“硬さ”を出しているのと同時に、
    加工のこれらの問題を予防していたのですねぇ。
    ゴールドに関してはこれらに色目のことが加わり、
    18金という純度が定着していた、という事でした。

    ゴールドについてを全4回で触れてみました。
    あまりまとまりがなくて、すみませ~ん!

    PS,さて、前回末尾でお題にふれました、
       “金”を世界で一番所有していたのは誰でしょう?
       という問題ですが、答は、



    豊臣秀吉 です。



    ・・・です、というか、歴史に詳しい人から聞いただけです・・・。
    当時日本は金を採掘する技術が高かったようで、
    佐渡の金山は有名ですよね(今はないですが)。。。
     あと、全部を金で作り上げた茶室とか。  


  • Posted by ejc045  at 10:15Comments(0)

    2010年10月10日

    ゴールドについて

    18金の他には9金ホワイトゴールドはよく見かけます。
    14金ホワイトゴールドもたまに見かけます。

    9金ホワイトゴールドはつまり、
    9÷24=37.5%
    37.5%がゴールドで、残り62.5%が
    シルバーとパラジウムやニッケル等の割り金になります。

    14金ホワイトゴールドは、
    14÷24=58.3%
    58.3%がゴールドで、残り41.7%が上記同様の割り金になります。

    これらは18金ホワイトゴールド同様、
    やはりロジウムメッキが大抵なされています。

    ホワイトゴールドでもその他の純度は私も耳にしたことがなく、
    おそらく現実的ではないのでしょう。

    例えば、20金のホワイトゴールドは色目的にも問題がありそうで、
    私は聞いたこともありません。
    18金のホワイトゴールドであれだけ黄色が出てしまうのでは、
    20金で作ったとしても18金以上に黄色が出てしまうのは必須です。

    また、需要の問題も関係してきます。
    例えば、地金屋さんに注文する時、需要がある18金であれば、
    少数でも注文可能かもしれませんが、需要が全くない、
    若しくは地金屋さんが今までやったことのない15金のホワイトゴールド、
    などと言ってもおそらくは受けてくれないか、
    万が一受けてくれたとしてもかなりコストも割高になるでしょう。

    さらに問題なのが、加工に関する問題です。
    この“加工”という視点から、プラチナ、シルバーを混ぜながら
    次回は謎に潜り込んでいきます!

    PS,ちなみにイエローゴールドに関しては、
       24金、22金、20金、18金、14金、10金、9金
       あたりを見かけます。

    PS2,ところでこれら“金”を世界で一番所有していたのは誰でしょう?
        答は次回もご覧いただきたいので、次回にしま~す♪  


  • Posted by ejc045  at 16:17Comments(0)